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アーメダバード
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     ジャイナ教徒が多く住む街―アーメダバード
デリー
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●プネに拠点を置いている有名インドIT企業
  Tata technologies
  Wipro Ltd.
  Satyam Computers
プネ
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ムンバイ
     どこの政治都市も華やかさに欠けるのかも―デリー
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 21 24 30 36 41 40 35 34 34 35 29 23
最低気温 7 10 15 21 27 29 27 26 25 19 12 8
降水量 25 22 17 7 8 65 211 173 150 31 1 5
デリーは緯度28度に位置し、日本の奄美大島とほぼ同じです。
人口約1,400万人(東京より少し多いくらい)で、ムンバイに次ぐ大都市です。
1993年までは「デリー特別地」と言われるインド政府の直轄地であったため、
中央政府の影響力が依然として強く、他の州ほど自治力はありません。
デリーの街は大きく分けると、ホテル・銀行・レストランが集中しているニューデリー、
ムスリムが多く住むオールドデリー、郊外の3つのエリアがあります。
農村部から仕事を求めてデリーにやってきて、貧しい生活を送っている人もいるようです。
政治都市なのに、公共交通・電気・歩道・街灯などのインフラ整備が遅れており、
選挙の1年前くらいになるとある程度整備されますが、終われば4年間は放ったらかしという状態です。
また、少し前までは他の地域に比べてパブやバー、ディスコなどの夜に遊べるような施設が
極端に少なかったのですが、最近では増加してきて、デリーの若者の遊び方も変化しつつあります。
産業はムンバイに比べると遅れていましたが、1983年のインド最大自動車製造会社マルチの稼動を機に、
デリー周辺の地域で諸産業が発展してきて、現在では90社以上の日系企業がデリーに進出していています。
11〜3月の乾季は昼間で20℃台で、夏の軽井沢並みの気候で過ごしやすいのですが、
4〜7月はしばしば40℃を超え、紫外線が強くて非常に暑いようです。

                 ●デリーの月別平均最高気温・最低気温(℃)と降水量(o)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 10 10 13 18 23 25 29 31 27 22 17 12
最低気温 2 2 5 11 15 19 23 24 21 15 10 5
降水量 49 60 115 130 128 165 162 155 209 163 93 40
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温 26 27 29 30 32 31 29 28 28 30 30 28
最低気温 23 22 25 27 29 27 26 26 26 27 25 24
降水量 1 1 0 2 11 584 748 461 260 65 11 3
     日本語教育に熱心で、IT産業が栄えてます―プネ
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クジャーラ州の中心都市で、インドの第7の都市として知られています。
アーメダバードは教育分野でもインドの先導的立場にあり、インド経営学高専(IIM)、国立デザイン高専(NID)、
科学技術企画センター(CEPT)などの高等専門教育機関は、アーメダバードを本拠地としています。
1900年代には、アーメダバードを中心とする都市は、宝石・貴金属などの加工で有名になり、
ラージコート、スラートといった都市は、ダイヤモンドの研磨で有名です。
インド独立後は、綿工業、石油化学工業、電気工業などが興り、ムンバイに次ぐインド第2の金融都市となりました。1970年代には、石油や天然ガスの発掘事業が興り、石油化学工業が発達しました。
ムンバイの少し南に位置し、住民400万人(横浜市より少し多いくらい)の文教都市で、IT都市でもあります。
教育および研究の中心地であり、ソフトウェア技術者の数か多いのが特徴です。
様々な政府・準政府機関の協力を得て、輸出用ソフトウェア開発に必要な設備を全てそろえ、
IT都市として開発されました。
インド国内の主要都市と、空路・鉄道・陸路でつながれているため、交通の便は良いと思います。
市内に国際レベルの教育施設を持ち、大学が集中しているため、
インド国内からだけでなく、世界中から学生が集まってきます。
プネ大学は国際的に開かれた大学として有名で、世界各国の大学と姉妹校提携をしていて、
日本でも名古屋大学と静岡大学と姉妹校関係にあります。
ドイツ語を抜いて日本語がダントツの人気で、日本語学科は毎年約60人の生徒が卒業していきます。
インドでも特に優れたIT教育機関であるC-DACもプネ市にあります
日本語教育が盛んなため、日本語ができるインド人の数は、インド国内の都市の中で最も多いそうです。
プネは外国に対する興味が高く、日印交流の活動が最も活発だと言われています。
金融・商業・工業の中心であるムンバイ(ボンベイ)には、
銀行や金融機関、保険会社、航空会社などほとんどの主要国内企業の本社があります。
また、インド最大の港があり、ムンバイ空港はインドを訪れる旅行者の50%を受け入れています。
しかし、最近は他の地域の発展によって、70年代に25,000件あったムンバイの綿工場の80%が
操業できなくなるなど、過去に栄えた産業が廃れているようです。
所得の高い人達が多い一方、人口の半分はスラムに住み、高級住宅とスラム街が混ざっている状態です。
インドのファッションの発祥地で、映画産業の本拠地であることは有名ですね。
インドの映画産業(世界最大の映画産業)は、一般的にボリウッドと呼ばれています。
日本では、横浜がインドの唯一の姉妹都市で、ちなみに横浜にはインド商社やインド出身者が多いようです。
1年を通じて30℃前後で、6〜9月にはかなりの雨が降り、インドで最も雨の多い地域です。

                 ●ムンバイの月別平均最高気温・最低気温(℃)と降水量(o)






                 (参考)東京の月別平均最高気温・最低気温(℃)と降水量(o)
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     ファッション・映画産業の中心―ムンバイ